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ADワークスグループの新規上場と株主優待の変更について(株数が10分の1に減る、コード番号変更)

2020年4月1日、ADワークスグループ(2982)が新規上場しました。

・ADワークスグループ4月1日新規上場
・旧エー・ディー・ワークス3月30日上場廃止
・株主は株数が10分の1に、株価が約10倍になる
・コード番号が「3250」→「2982」に変わる
・2020年6月優待の権利付き最終日:2020年6月26日
・ポイントに必要な投資資金:18万4000円~

東証1部に上場していたエー・ディー・ワークス(3250)が持株会社に移行し、当時の株主はエー・ディー・ワークス1株につき、ADワークスグループ0.1株がもらえます。

例えば、エー・ディー・ワークス1,000株の株主は、2020年4月以降、ADワークスグループ100株に換わります。

(2020年3月27日まで)エー・ディー・ワークス1,000株→(2020年4月1日以降)ADワークスグループ100株

ADワークスグループは100株単位で取引します。旧エー・ディー・ワークスは3月30日に上場廃止になりました。コード番号が「3250」から「2982」に変更されて少しややこしいですが、すぐに慣れると思います。

保有株の株数が10分の1に減少するところは、株式併合「10→1」に似ています。

2020年3月まで数百株を保有していた株主は、ADワークスグループ数十株に減っています。100株未満だと単元未満株になります。

単元未満株は、SBI証券やマネックス証券などのネット証券を利用すれば普通に売買できます。単元未満株でも株数に応じて配当金がもらえるので問題ありません。

ADワークスグループ4月1日株価

ADワークスグループ2020年4月1日5分足チャート

ADワークスグループ5分足チャート

始値191円、高値193円、安値175円、終値184円

上場初日の基準値は207円です。

9時6分に191円の初値をつけました。株数が10分の1、株価が約10倍になったことで、上へ下へとよく動いています。

エー・ディー・ワークスのときは、株価がバーコードのようでしたから、値動きが軽くなった気がします。

短期投資もやりやすいと思います。出来高がもっと増えてくれば、参加者も少しずつ増えてくるでしょう。

株主優待の影響について

(株主優待ポイント)

(1)対象となる株主・・・毎年6月末・12月末の株主名簿に記載または記録された1,000株以上保有の株主
(2)株主優待の内容
・1,000株以上・・・2,000ポイント
・3,000株以上・・・9,000ポイント
・5,000株以上・・・20,000ポイント
・7,000株以上・・・25,000ポイント
(3)プレゼント時期
・6月優待・・・毎年9月予定
・12月優待・・・翌年3月予定

ADワークスグループの株主優待は、さまざまな商品と交換できるポイント等です。毎年6月末・12月末の株主は年2回、優待がもらえます。

旧エー・ディー・ワークスの優待を引き継ぎました。ただ、優待の条件となる株数がそれぞれ10分の1に減少しています。

次回、2020年6月優待の権利付き最終日は6月26日です。ADワークスグループの優待が欲しい場合は6月26日までに買えば間に合います。

優待に必要な投資資金について

・株価184円×1,000株=18万4000円
・株価184円×3,000株=55万2000円
・株価184円×5,000株=92万円
・株価184円×7,000株=128万8000円

2,000ポイントもらうなら18万4000円、9,000ポイントもらうなら55万2000円、20,000ポイントもらうなら92万円、25,000ポイントもらうなら128万8000円の投資資金がそれぞれ必要です。

新規上場したばかりの銘柄は株価がよく動くので、落ち着いてから株主になってみてはいかがでしょうか。

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