サイバートラストの株式分割は2025/9/29、配当金、株主への影響について
本日、東証グロース上場のサイバートラスト(4498)は株式分割を発表しました。
サイバートラストの株式分割に関する主なポイント
・ 保有株数が2倍になり、株価は分割前の半分に調整される
・ 分割後も時価評価額に変化はない
・ 2026年3月期の期末配当は、分割後の株数に基づいて計算される
サイバートラストの株式分割の詳細
サイバートラストは2025年9月30日を基準日とし、その日の株主名簿に記載されている株主に対して、1株を2株に分割します。
例えば、分割前に100株を保有する株主は、分割後に200株を保有することになります。ただし、株価も調整されるため、時価評価額に変化はありません。
例:分割前の株価が3,000円の場合
・ 分割前:株価3,000円 × 100株=300,000円
・ 分割後:株価1,500円 × 200株=300,000円
この株式分割に際して、2025年9月26日(金)が権利付き最終日となります。この日までに株を持っていれば、新しい株式を受け取る権利が得られます。
そして、2025年9月29日(月)が権利落ち日です。この日からは、分割後の株価で取引が始まります。
サイバートラストの株式分割後の配当について
サイバートラストは3月決算の企業で、期末に一括配当を行う企業です。毎年3月末に期末配当の権利確定日があります。
サイバートラストの配当の詳細
・ 2025年3月期の期末配当:1株あたり23円
・ 2026年3月期の期末配当:1株あたり11.50円(分割後の株数に適用)
2026年3月期の期末配当は、株式分割後の株数に基づいて計算されます。2025年4月23日時点の配当予想は1株あたり23円でしたが、今回の発表により1株あたり11.50円に修正されました。
これは、株式分割により1株が2株になるため、分割前の1株あたりに換算すると23円(11.50円 × 2株)となり、実質的な変更はありません。
期末配当の権利付き最終日は2026年3月27日(金)です。配当を受け取るには、この日までに株式を保有している必要があります。