ピクセラの制限値幅4倍の効果と1月15日の取引について
ピクセラの株式併合後の株価についての続きです。
東証スタンダード上場のピクセラ(6731)は「100→1」の株式併合を実施しました。併合後に株価が急騰し、ストップ高が続いています。1月11日と12日は2営業日連続でストップ高比例配分になりました。
・12月29日・・・終値150円
・1月4日・・・終値200円(50円ストップ高)
・1月5日・・・終値280円(80円ストップ高)
・1月9日・・・終値360円(80円ストップ高)
・1月10日・・・終値440円(80円ストップ高)
・1月11日・・・終値520円(80円ストップ高比例配分)
・1月12日・・・終値620円(100円ストップ高比例配分)
ストップ高比例配分が2営業日続くと、3営業日目から通常の4倍に拡大されます。ピクセラの場合、通常は100円しか上がりませんが、15日から4倍の400円上がる可能性があります。
その結果、15日の取引はストップ高1,020円、ストップ安520円となります。
はたして、ピクセラは15日もストップ高が続くか注目です。
ピクセラ日足チャート
・1月15日・・・終値520円(100円ストップ安比例配分)
2024年1月15日までの日足チャートです。どれだけ上がるか期待したら、驚きのストップ安でした。
比例配分ですから、株主が売却して逃げることすら、できません。仮に200円近辺まで値下がりしたら「いってこい」になります。
さすがに元に戻るとは思いませんが、売りたくても売れない状況は厳しいです。「併合前の1円~2円のときの方が儲かった」と感じている投資家がいるかもしれません。
非常に興味深い値動きです。