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エコナックホールディングスの株式併合と株主優待、株主の今後について

エコナックホールディングスの株式併合の主なポイント

2023年5月12日、東証プライム上場のエコナックホールディングス(3521)が株式併合を発表しました。6月29日開催の株主総会で承認されると実施されます。

・株式併合は「2→1」
・株主優待は大幅な変更あり(予想)

詳細は以下の通りです。

株式併合の詳細について

2023年10月から、「2→1」の株式併合が行われます。

現時点で200株の株主は、株式併合によって100株に減少しますが、全体の投資資金は変わりません。

併合前と併合後の変化について

(併合前)株価100円×200株=2万円
(併合後)株価200円×100株=2万円

株数が2分の1に減少しても、株価が2倍になるので、投資資金は変わりません。

2023年9月28日から株価が2倍になります。27日(水)までが併合前の株価、28日(木)から併合後の株価です。

なお、現在100株を保有する株主は併合後に50株に減少します。株式併合後も100株単位で取引するので、50株だと単元未満株です。

単元未満株はSBI証券やマネックス証券、auカブコム証券などのネット証券を利用すれば普通に売買できます。エコナックホールディングスは配当金がありませんが、仮に復配すれば、単元未満株でも株数に応じて配当金がもらえます。

株式併合後の株数の変化について

(2023年9月27日まで)エコナックホールディングス100株
(2023年9月28日から)エコナックホールディングス50株

上の100株の株主は、このようになります。

200株未満の株主は単元未満株になるので、単元未満株を避けたい場合は、買い増しで200株以上にすると良いでしょう。

株主優待への影響と、大幅変更を予想する理由について

株式併合を発表した時点で、株主優待の変更について発表がありません。仮に条件が同じとすると、次のように変更されます。

(併合前の優待:2023年3月優待まで)

(1)対象となる株主・・・毎年3月31日現在の株主名簿に記載または記録された500株以上保有の株主
(2)株主優待の内容
・500株以上・・・優待券1枚
・2,500株以上・・・優待券2枚
・25,000株以上・・・優待券3枚

(併合後の優待:2024年3月優待から)(仮)

(1)対象となる株主・・・毎年3月31日現在の株主名簿に記載または記録された250株以上保有の株主
(2)株主優待の内容
250株以上・・・優待券1枚
1,250株以上・・・優待券2枚
12,500株以上・・・優待券3枚

エコナックホールディングスの株主優待は、温浴施設「テルマー湯」の優待券です。毎年3月末の株主は年1回、優待がもらえます。優待券は毎年6月の株主総会招集通知に同封されます。

今回の株式併合を適用すると、株数が2分の1に減少します。ただし、「250株以上」「1,250株以上」と単元未満株が含まれるので、現実的ではありません。

おそらく、株式併合後に大幅な優待変更が発表されるでしょう。

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