品川リフラクトリーズの株式分割と配当金、株主への影響について
品川リフラクトリーズの株式分割の主なポイントについて
2023年8月3日、東証プライム上場の品川リフラクトリーズ(5351)が株式分割を発表しました。
・株式分割は「1→5」
・2024年3月期の期末配当から影響あり
詳細は以下の通りです。
品川リフラクトリーズの株式分割の詳細について
品川リフラクトリーズは2023年9月30日を基準日として、「1→5」の株式分割を行います。
現在100株の株主は、株式分割によって500株に増加します。ただし、全体の投資資金は変わりません。
（分割前）株価8,000円×100株＝（分割後）株価1,600円×500株＝資金80万円
株数が5倍に増えても、株価が5分の1になるので、投資資金は80万円で変わりません。
2023年9月28日から株価が5分の1になります。27日（水）までが分割前の株価、28日（木）から分割後の株価です。
品川リフラクトリーズの配当金への影響について
品川リフラクトリーズは3月決算企業です。毎年9月に中間配当、翌年3月に期末配当の権利がもらえます。
品川リフラクトリーズの配当金について
・2023年3月期の中間配当（22年9月）・・・1株100円
・2023年3月期の期末配当（23年3月）・・・1株100円
・2024年3月期の中間配当（23年9月）・・・1株160円（予）
・2024年3月期の期末配当（24年3月）・・・未定
2024年3月期の期末配当から、分割後の株主が対象になります。金額は未定です。
中間配当は1株110円から160円に増額修正されました。
分割前100株の株主（2024年3月期の中間配当）
配当金160円×100株＝16,000円
分割前100株の株主の場合、配当金が16,000円（税込）もらえます。
分割後500株の株主（2024年3月期の期末配当）
配当金32円×500株＝16,000円
同じ株主が期末配当をもらうケースです。仮に中間配当と同じ水準であれば、1株あたりの配当金が減っても、株数が5倍に増えるので、もらえる金額は中間配当と変わりません。
次回、2024年3月期の中間配当の権利付き最終日は2023年9月27日（水）です。期末配当の権利付き最終日は2024年3月27日（水）です。
