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博展の株式分割と配当金、株主優待、株主への影響について

博展の株式分割の主なポイントについて

2024年1月25日、東証グロース上場の博展(2173)が株式分割を発表しました。

・株式分割は「1→2」
・2025年3月期の配当金から影響あり
・2025年3月優待から新制度

詳細は以下の通りです。

博展の株式分割の詳細について

博展は2024年3月31日を基準日として、「1→2」の株式分割を行います。

現在100株の株主は、株式分割によって200株に増加します。ただし、全体の投資資金は変わりません。

(分割前)株価800円×100株=(分割後)株価400円×200株=資金8万円

株数が2倍に増えても株価が2分の1になるので、投資資金は8万円で変わりません。

2024年3月28日から株価が2分の1になります。27日(水)までが分割前の株価、28日(木)から分割後の株価です。

博展の配当金への影響について

博展の配当金への影響について

博展は3月決算企業です。毎年9月末に中間配当、翌年3月末に期末配当の権利がもらえます。

博展の配当金について

・2024年3月期の期末配当(24年3月)・・・1株20円
・2025年3月期の中間配当(24年9月)・・・1株10円(仮)

2025年3月期の中間配当から分割後の株主が対象になります。2024年3月期の期末配当については、1株20円を予定しています。

分割前100株の株主(2024年3月期の期末配当)

配当金20円×100株=2,000円

分割前100株の株主の場合、配当金は2,000円(税込)もらえます。

分割後200株の株主(2025年3月期の中間配当)

配当金10円×200株=2,000円

同じ株主が2025年3月期の中間配当をもらうケースです。仮に同じ配当水準を続けるなら、1株あたりの配当金が減っても株数が増えているので、もらえる金額は変わりません。

ただし、博展は業績の変動によって配当金額も変わります。今後、配当予想の修正が発表されるでしょう。

2024年3月期の期末配当の権利付き最終日は2024年3月27日(水)です。2025年3月期の中間配当の権利付き最終日は2024年9月26日(木)です。配当金がほしい方は、それぞれの権利付き最終日までに買えば間に合います。

博展の株主優待について

(2024年3月優待)分割前

(1)対象となる株主・・・毎年3月31日現在の株主名簿に記載または記録された100株以上を6ヶ月以上保有する株主
(2)株主優待の内容
・100株以上(6ヶ月以上)・・・クオカード500円分
・1,000株以上(3年以上)・・・クオカード2,000円分

博展の株主優待はオリジナルクオカードです。毎年3月末に6ヶ月以上保有した株主は年1回、優待がもらえます。2025年3月優待から分割後の新制度が適用されます。詳細は後日発表されるでしょう。

上記の優待は分割前の株主が対象です。「継続保有6ヶ月以上」の条件が付くので、これから株主になっても優待はもらえません。

株主になって6ヶ月以上、または3年以上の方は、2024年3月27日(水)まで保有し続けると優待の権利がもらえます。

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