SCREENホールディングスの株式分割と配当金、株主への影響について
SCREEN（スクリーン）ホールディングスの株式分割の主なポイント
2023年5月10日、東証プライム上場のSCREENホールディングス(7735)が株式分割を発表しました。
・株式分割は「1→2」
・2024年3月期の中間配当まで影響なし
・2024年3月期の期末配当から影響あり
詳細は以下の通りです。
SCREENホールディングスの株式分割の詳細について
SCREENホールディングスは、2023年9月30日を基準日として、「1→2」の株式分割を行います。
現在100株の株主は、株式分割によって200株に増加します。ただし、全体の投資資金は変わりません。
（分割前）16,000円×100株＝（分割後）8,000円×200株＝資金160万円
株数が2倍に増えても、株価が2分の1になるので、投資資金160万円で変わりません。
2023年9月28日から株価が2分の1になります。27日（水）までが分割前の株価、28日（木）から分割後の株価です。
SCREENホールディングスの配当金への影響について
SCREENホールディングスは3月決算企業です。9月に中間配当、翌年3月に期末配当の権利がもらえます。
SCREENホールディングスの配当金について
・2023年3月期の期末配当（23年3月）・・・1株365円
・2024年3月期の中間配当（23年9月）・・・1株140円（予）
・2024年3月期の期末配当（24年3月）・・・1株114円（予）
2024年3月期の期末配当（24年3月）から、分割後の株主が対象になります。
2023年3月期の期末配当と、2024年3月期の中間配当については分割前の株主が対象です。
分割前100株の株主（2024年3月期の中間配当）
配当金140円×100株＝14,000円
分割前100株の株主の場合、配当金は14,000円（税込）です。
分割後200株の株主（2024年3月期の期末配当）
配当金114円×200株＝22,800円
同じ株主が2024年3月期の期末配当をもらうケースです。1株あたりの配当金が減っても、株数が2倍に増えるので、中間配当より金額が多いです。
ただし、業績の変動によって、増配または減配の可能性があります。
分割後100株の株主（2024年3月期の期末配当）
配当金114円×100株＝11,400円
分割後に100株買った株主は、11,400円（税込）もらえます。
次回、中間配当の権利付き最終日は2023年9月27日（水）です。期末配当の権利付き最終日は2024年3月27日（水）です。配当金がほしい方は、それぞれの権利付き最終日までに買えば間に合います。
