サニーサイドアップグループのTOBによる上場廃止と配当金、株主への影響について(TOB価格1,320円)
2026年5月13日(水)、東証プライム上場の株式会社アカツキ(3932)は、東証スタンダード市場に上場する株式会社サニーサイドアップグループ(2180)に対してTOB(株式公開買付け)を実施すると発表しました。
サニーサイドアップグループのTOB:完全子会社化による上場廃止
このTOBは、アカツキが一般株主の保有する株式を取得し、サニーサイドアップグループを完全子会社化することを目的としています。TOBが成立し、その後の一連の手続が完了すれば、サニーサイドアップグループは上場廃止となる見込みです。
株主が保有株を売却し利益を確定させるには、指定の期間内にTOBに応募する方法と、市場で売却する方法の2つの選択肢があります。
TOB条件とスケジュール
1. 買付価格(TOB価格):1,320円
2. 買付期間(TOB期間):2026年5月14日(木)から2026年6月24日(水)まで(30営業日)
3. 決済開始日:2026年7月1日(水)
4. 買付予定数(下限):5,551,400株
5. 公開買付代理人:東海東京証券、マネックス証券
6. 配当:2026年6月期の期末配当はTOB成立を条件に無配(0円)へ修正
サニーサイドアップグループの株価見通し
TOB発表当日(5月13日)の終値は1,047円でした。TOB価格の1,320円はこの終値を大きく上回る水準のため、翌営業日以降はTOB価格にサヤ寄せする形で株価が上昇し、上場廃止までTOB価格近辺で推移することが予想されます。
サニーサイドアップグループのTOBに応募するメリット
サニーサイドアップグループのTOBに応募するメリットは、今後の市場価格の変動に左右されず、TOB価格である1株1,320円で確実に株式を売却できることです。
具体的には、サニーサイドアップグループの株式を保有している証券会社から、公開買付代理人である東海東京証券またはマネックス証券へ株式を移管し、応募手続きを行う必要があります。
TOBが成立した場合、2026年7月1日(水)以降に買付代金が支払われる予定です。
TOBによる配当への影響
サニーサイドアップグループは6月決算企業です。配当の基準日は毎年12月末(第2四半期末)と6月末(期末)に設定されています。
2026年6月期の配当については、中間配当は実施済みですが、期末配当についてはTOBの成立を条件に無配(0円)となる予定です。なお、TOBが不成立となった場合は、配当が再度検討される可能性があります。
サニーサイドアップグループのTOBと株主への影響
TOB価格の1,320円は、直近5年間の高値を上回る水準です。これにより、多くの株主にとって有利な価格で利益を確定できる状況となります。サニーサイドアップグループの上場廃止が決定することで、株主は保有株式の売却により最終的な損益を確定させることになります。
投資家が検討するポイント
(1)含み益がある場合:TOBに応募することで利益を確定できる
(2)資金を早急に確保したい場合:TOBの決済日を待たずに、証券市場で売却できる
(1)TOBに応募するには、原則として東海東京証券またはマネックス証券の口座が必要です。口座がある方は応募手続きをご確認ください。
(2)市場でスムーズに売却できるのは5月14日(木)以降になる見通しです。








