ビジネスエンジニアリングの株式分割は2025/12/29、配当金、株主優待、株主への影響について
東証プライム上場のビジネスエンジニアリング(4828)は、2025年11月7日(金)に株式分割を発表しました。
ビジネスエンジニアリングの株式分割の主なポイント
・ 1株が5株に分割され、株価は分割前の5分の1に調整される
・ 2025年12月26日(金)が株式分割の権利付き最終日
・ 2025年12月29日(月)が権利落ち日で、分割後の株価で取引開始
・ 2026年3月期の中間配当は分割前の株数、期末配当は分割後の株数に基づいて計算される
・ 2025年12月優待が最後、2026年3月優待から廃止される
ビジネスエンジニアリングの株式分割の詳細
ビジネスエンジニアリングは2025年12月31日を基準日として、同日の株主に対し、1株を5株に分割します。
例えば、分割前に100株を保有する株主は、分割後に500株を保有することになります。ただし、この株数増加に伴い株価も調整されるため、時価評価額に変化はありません。
例:分割前の株価が6,000円の場合
・ 分割前:株価6,000円 × 100株=600,000円
・ 分割後:株価1,200円 × 500株=600,000円
この株式分割における権利付き最終日は、2025年12月26日(金)です。この日までに株式を購入・保有すれば、分割の権利を得られます。
権利付き最終日の翌営業日である2025年12月29日(月)が権利落ち日となり、この日から株価が分割後の水準で取引されます。権利落ち日以降に株式を購入しても、今回の分割の権利は得られません。
ビジネスエンジニアリングの配当について
ビジネスエンジニアリングは3月決算の企業で、毎年9月末を中間配当、3月末を期末配当の権利確定日としています。
2026年3月期の配当の詳細
・ 中間配当:1株あたり78円(分割前の株数に適用)
・ 期末配当:1株あたり22円(分割後の株数に適用)
2026年3月期の中間配当(9月末権利確定済み)は株式分割前の株数に適用され、1株あたり78円に決定しました。
期末配当については株式分割後の株数に基づき、1株あたり22円の予定です。これは株式分割前に換算すると、1株あたり110円に相当します。
期末配当の権利を得るには、権利付き最終日である2026年3月27日(金)までに株式を保有している必要があります。
ビジネスエンジニアリングの優待について
2025年12月優待まで
(1)対象となる株主:毎年3月末・6月末・9月末・12月末の株主名簿に記載・記録された、100株以上保有する株主
(2)株主優待の内容
・ 100株以上:クオカード500円分
ビジネスエンジニアリングの株主優待はクオカードです。株主は年4回、優待を受け取ることができました。
2025年12月末の権利が確定する優待が最後となります。最後の優待を受け取るには、権利付き最終日である2025年12月26日(金)までに株式を保有している必要があります。
2026年3月優待から
株主の平等性の確保の観点から、2026年3月末に権利が確定する優待から廃止されることが決定しました。







