インプレスホールディングスの上場廃止と配当金、株主優待、株主への影響について(買取価格210円、2025年7月28日廃止)
2025年5月13日、東証スタンダード上場のインプレスホールディングス(9479)は上場廃止を発表しました。
インプレスホールディングスが上場廃止となる理由
会社側が一般株主の保有株をすべて買い取って非公開化するため、インプレスホールディングスは上場廃止となる予定です。
買い取り価格は1株当たり210円です。
上場廃止日は2025年7月28日(月)、売買最終日は7月25日(金)です。7月30日(水)以降に買い取り金額が支払われる予定です。
例:100株および1,000株保有の株主の場合
・ 買い取り価格210円 × 100株=21,000円
・ 買い取り価格210円 × 1,000株=210,000円
インプレスホールディングスの株価の今後の動向
5月13日の終値は160円でした。14日以降に株価は買い取り価格に向かって上昇する動きが予想されます。その後、上場廃止まで横ばいが続くと見込まれます。
インプレスホールディングスの配当について
インプレスホールディングスは3月決算の企業で、期末に一括配当を行う銘柄です。毎年3月末に期末配当の権利確定日があります。
・ 2025年3月期の期末配当:1株当たり4円
・ 2026年3月期の期末配当:記載なし
2025年3月期の期末配当は、1株当たり4円を予定しています。
2026年3月期の期末配当は、「記載なし」となりました。インプレスホールディングスは上場廃止を予定しているため、配当の権利確定日までに上場廃止となる可能性が高いです。
インプレスホールディングスの株主優待について
2025年9月末の優待についても記載はありませんが、廃止されると思われます。優待の権利確定日までに上場廃止となる可能性が高いです。
インプレスホールディングスの株主の今後について
買い取り価格が直近の高値を下回るため、含み損が発生している株主が多くいます。インプレスホールディングスの上場廃止が決定すれば、株主の損益も確定します。
210円での買い取りは、2025年6月25日(水)開催の定時株主総会で承認されると実施されます。関心のある方は、株主総会への参加を検討してください。