タカセの株式分割は9/27、配当金、株主への影響について
2024年8月26日、東証スタンダード上場のタカセ(9087)が株式分割を発表しました。
タカセの株式分割の主なポイントについて
・株主の保有株が2倍に増加し、株価は2分の1になる
・2025年3月期の期末配当から分割後の金額になる
詳細は以下の通りです。
タカセの株式分割の詳細について
タカセは2024年9月30日を基準日として、「1→2」の株式分割を行いました。
分割前で100株の株主は、株式分割によって200株に増加します。ただし、全体の投資資金は変わりません。
タカセの分割前の株価が2,600円のケース
(分割前)株価2,600円×100株=(分割後)株価1,300円×200株=資金26万円
株数が2倍に増えても株価が2分の1になるので、投資資金は26万円で変わりません。
2024年9月27日から株価が2分の1になりました。26日(木)までが分割前の株価、27日(金)から分割後の株価です。
タカセの配当金への影響について
・2024年3月期の期末配当・・・1株70円
・2025年3月期の期末配当・・・1株35円(分割後)(仮)
タカセは3月決算企業で、期末一括配当銘柄です。毎年3月末に期末配当の権利がもらえます。
2025年3月期の期末配当から分割後の株主が対象になります。株式分割前の決算発表では、1株70円を予定しています。今後、配当予想の修正が発表されるでしょう。
分割前100株の株主(2024年3月期の期末配当)
配当金70円×100株=7,000円
分割前100株の株主の場合、配当金は7,000円(税込)もらえました。
分割後200株の株主(2025年3月期の期末配当)
配当金35円×200株=7,000円
同じ株主が2025年3月期の期末配当をもらうケースです。仮に同じ配当水準を維持するなら、1株あたりの配当金が減っても株数が増えるので、もらえる金額は前期と変わりません。
2025年3月期の期末配当の権利付き最終日は2025年3月27日(木)です。配当金がほしい方は、3月27日までに買えば間に合います。