日本システム技術の株式分割と配当金、株主優待、株主への影響について
日本システム技術の株式分割の主なポイントについて
2024年2月29日、東証プライム上場の日本システム技術(4323)が株式分割を発表しました。
・株式分割は「1→2」
・2025年3月期の期末配当から影響あり
・2024年3月優待は分割前の株主が対象
詳細は以下の通りです。
日本システム技術の株式分割の詳細について
日本システム技術は2024年3月31日を基準日として、「1→2」の株式分割を行います。
現在100株の株主は、株式分割によって200株に増加します。ただし、全体の投資資金は変わりません。
（分割前）株価4,000円×100株＝（分割後）株価2,000円×200株＝資金40万円
株数が2倍に増えても株価が2分の1になるので、投資資金は40万円で変わりません。
2024年3月28日から株価が2分の1になります。27日（水）までが分割前の株価、28日（木）から分割後の株価です。
日本システム技術の配当金への影響について
日本システム技術は3月決算企業で期末一括配当銘柄です。毎年3月末に期末配当の権利がもらえます。
日本システム技術の配当金について
・2024年3月期の期末配当・・・1株45円
・2025年3月期の期末配当・・・1株22.5円（仮）
2025年3月期の期末配当から分割後の株主が対象になります。2024年3月期の期末配当については、1株45円を予定しています。
分割前100株の株主（2024年3月期の期末配当）
配当金45円×100株＝4,500円
分割前100株の株主の場合、配当金は4,500円（税込）もらえます。
分割後200株の株主（2025年3月期の期末配当）
配当金22.5円×200株＝4,500円
同じ株主が2025年3月期の期末配当をもらうケースです。仮に同じ配当水準を続けるなら、1株あたりの配当金が減っても株数が増えているので、もらえる金額は変わりません。
ただし、日本システム技術は業績の変動によって配当金額も変わります。今後、配当予想の修正が発表されるでしょう。
2024年3月期の期末配当の権利付き最終日は2024年3月27日（水）です。配当金がほしい方は、3月27日までに買えば間に合います。
日本システム技術の株主優待について
（分割前）カタログギフト
(1)対象となる株主・・・毎年3月31日現在の株主名簿に記載または記録された300株以上保有の株主
(2)株主優待の内容
・300株以上・・・カタログギフト3,000円相当（3年以上：5,000円相当）
・500株以上・・・カタログギフト7,000円相当（3年以上：12,000円相当）
（分割前）創立50周年記念優待（2024年3月のみ）
(1)対象となる株主・・・2024年3月31日現在の株主名簿に記載または記録された100株以上保有の株主
(2)株主優待の内容
・100株以上・・・クオカード1,000円分
日本システム技術の株主優待はオリジナルカタログギフトです。毎年3月末の株主は年1回、優待がもらえます。株主を3年以上続けると、金額がアップします。カタログギフトは6月上旬発送予定です。
また、2024年3月優待限定でクオカードがもらえます。クオカードも6月上旬に発送されます。
どちらの優待も株式分割前の株主が対象です。権利付き最終日は2024年3月27日（水）です。優待がほしい方は、3月27日までに買えば間に合います。
2025年3月優待から分割後の株主が対象になります。詳細は未定です。後日、優待変更が発表されるでしょう。
