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宮地エンジニアリンググループの株式分割と配当金、株主への影響について

宮地エンジニアリンググループの株式分割の主なポイントについて

2023年8月9日、東証プライム上場の宮地エンジニアリンググループ(3431)が株式分割を発表しました。

・株式分割は「1→2」
・2024年3月期の期末配当から影響あり
・実質的な増配になる

詳細は以下の通りです。

宮地エンジニアリンググループの株式分割の詳細について

宮地エンジニアリンググループは2023年9月30日を基準日として、「1→2」の株式分割を行います。

現在100株の株主は、株式分割によって200株に増加します。ただし、全体の投資資金は変わりません。

(分割前)株価6,000円×100株=(分割後)株価3,000円×200株=資金60万円

株数が2倍に増えても、株価が2分の1になるので、投資資金は60万円で変わりません。

2023年9月28日から株価が2分の1になります。27日(水)までが分割前の株価、28日(木)から分割後の株価です。

宮地エンジニアリンググループの配当金への影響について

宮地エンジニアリンググループの配当金への影響について

宮地エンジニアリンググループは3月決算企業です。毎年9月に中間配当、翌年3月に期末配当の権利がもらえます。

宮地エンジニアリンググループの配当金について

・2023年3月期の中間配当(22年9月)・・・1株60円
・2023年3月期の期末配当(23年3月)・・・1株80円
・2024年3月期の中間配当(23年9月)・・・1株170円(予)
・2024年3月期に期末配当(24年3月)・・・1株75円(予)

2024年3月期に期末配当から、分割後の株主が対象になります。前回予想は分割前80円でした。分割前で計算すると、1株80円から150円に増額するので、実質的な増配になります。

分割前100株の株主(2024年3月期の中間配当)

配当金170円×100株=17,000円

分割前100株の株主の場合、配当金が17,000円(税込)もらえます。

分割後200株の株主(2024年3月期の期末配当)

配当金75円×200株=15,000円

同じ株主が期末配当をもらうケースです。前期(1株80円)に比べて1株あたりの配当金が減っていますが、株数が2倍に増えているので、7,000円増額しました(8,000円→15,000円)

分割後100株の株主(2024年3月期の期末配当)

配当金75円×100株=7,500円

分割後に100株買った株主は、7,500円(税込)もらえます。

次回、2024年3月期の中間配当の権利付き最終日は2023年9月27日(水)です。期末配当の権利付き最終日は2024年3月27日(水)です。

配当金がほしい方は、権利付き最終日までに買えば間に合います。

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