三機サービスの株式交換による上場廃止と配当金、株主優待、株主の影響について(2026年11月27日廃止)
東証スタンダード上場の三機サービス(6044)は、2026年7月15日(水)、東証グロース上場のシンメンテホールディングス(6086)と経営統合を行い、株式交換により完全子会社になることを発表しました。
三機サービスの株式交換による上場廃止の概要とスケジュール
三機サービスは2026年11月27日(金)に上場廃止となる予定です。最終売買日は11月26日(木)です。
株式交換比率は、シンメンテホールディングスの株式1に対して、三機サービスの株式1.920です。上場廃止後、三機サービスの株主には、保有する普通株式に代わって新会社「三機シンメンテホールディングス」の普通株式が割り当てられます。
例えば、三機サービスの株式を100株保有していた場合、三機シンメンテホールディングスの株式192株が交付されます。この場合、交付される192株のうち92株が単元未満株(100株未満)として扱われることになります。
単元未満株の取り扱いについて
単元未満株は、SBI証券やマネックス証券など、単元未満株の売買サービスを提供するネット証券を利用することで売買が可能です。また、単元未満株であっても保有株数に応じて三機シンメンテホールディングスの配当を受け取れます。
あわせて、三機シンメンテホールディングスに対して、保有する単元未満株の買取請求を行うことも可能です。
シンメンテホールディングスと三機サービスの株価見通し
2026年7月16日(木)以降、両社の株価は交換比率を織り込むように近づく傾向が見られます。この現象はサヤ寄せと呼ばれます。
7月15日(水)の終値時点で、シンメンテホールディングスは1,000円、三機サービスは1,849円でした。この終値を基準とすると、交換比率(シンメンテ1:三機サービス1.920)に基づく三機サービスの理論株価(1,920円)に対し、実際の株価は71円割安であると計算されます。
ただし、市場の変動により、両社の株価は交換比率に沿って上下しながら、徐々にサヤ寄せが進むと予想されます。
サヤ寄せによる株価の調整が終わると、両社の株価は交換比率に基づいた水準で連動するようになります。シンメンテホールディングスの株価の上下は、三機サービスの株価にも同様の影響を及ぼし、この傾向が上場廃止まで続きます。
三機サービスの配当について
三機サービスは5月決算企業で、期末に配当を支払います。期末配当の権利確定日は毎年5月末です。
2026年5月期の期末配当については、1株あたり30円に決定しました。配当支払開始予定日は2026年8月31日(月)です。
2027年5月期の配当予想については、シンメンテホールディングスとの株式交換に伴い、三機サービスが次回の権利確定日までに上場廃止となるため、三機サービスの配当は実施されない見通しです。
三機サービスの株主優待について
三機サービスの株主優待は、毎年5月末の年1回、100株以上を保有する株主を対象にQUOカードが送付されてきました。
しかし、今回の経営統合に伴い、2026年5月末現在の株主名簿に記載された株主への送付を最後とし、制度は廃止されます。2027年5月末以降、三機サービス独自の新たな優待は実施されません。
なお、経営統合後は、親会社となる三機シンメンテホールディングスの方針に基づき検討される予定であり、同社の方針については決定し次第速やかに開示されます。
株式交換のまとめ
三機サービスの定時株主総会は、株式交換契約の承認を目的として、2026年8月28日(金)に開催される予定です。株主に向けて詳細な説明が行われる見込みです。







