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MCJのMBOによる上場廃止と配当金、株主優待、株主への影響について(TOB価格2,200円、手続きはSMBC日興証券)

東証スタンダード上場のMCJ(エムシージェイ、6670)は、2026年2月5日、MBO(経営陣らによる自社買収)を目的としたTOB(株式公開買付け)の実施を発表しました。

MCJのMBOによる株式非公開化と上場廃止

このTOBは、米投資ファンドのベインキャピタルがMCJの全株式(自己株式を除く)を取得し、非公開化することを目的としています。これが成立した場合、MCJは一連の手続きを経て上場廃止となる見込みです。

MCJの株主が保有株を売却する方法としては、TOBに応募する方法と、市場で売却する方法の2つの選択肢があります。

TOBの条件とスケジュール

1. 買付価格(TOB価格):2,200円
2. 買付期間(TOB期間):2026年2月6日(金)から2026年3月24日(火)まで(30営業日)
3. 決済開始日:2026年3月31日(火)
4. 買付予定数(下限):62,785,300株
5. 公開買付代理人(応募窓口):SMBC日興証券
6. 配当:TOB成立を条件に2026年3月期の期末配当は無配
7. 優待:TOB成立を条件に廃止される予定

MCJの株価見通し

TOB発表前(2月5日)の終値は1,538円でした。TOB価格の2,200円は終値を大幅に上回るため、発表後はTOB価格にサヤ寄せする形で株価が上昇し、TOB期間中は2,200円近辺で推移することが予想されます。

TOBへの応募のメリット

MCJのTOBに応募するメリットは、TOB価格の2,200円で売却できることです。

具体的には、MCJの株式を保有している証券会社から、SMBC日興証券へ移管した上で、応募手続きを進める流れとなります。SMBC日興証券で売却するときの手数料は無料です。

SMBC日興証券の公開買付手続きについて

(A)ログイン→メッセージボックス→公開買付けのお知らせ→取扱銘柄一覧→MCJ(6670)を選択
(B)ログイン→お取引→公開買付け→取扱銘柄一覧→MCJ(6670)を選択

SMBC日興証券にログインして、銘柄一覧からMCJ(6670)を選択してください。AとBのどちらの方法でも確認できます。

TOBが成立した場合、2026年3月31日以降に買付代金が支払われる予定です。

TOBによる配当への影響

MCJの配当金

MCJは3月決算の企業で、期末に配当を一括で支払います。配当の権利確定日は毎年3月末(期末配当)です。

2026年3月期の期末配当については、TOB成立を条件に無配(0円)となる予定です。TOBが不成立となった場合は、配当が再度検討される可能性があります。

TOBによる株主優待の影響

MCJの株主優待はカタログギフトなどです。毎年3月末の株主は年1回、優待が受け取れます。

2026年3月末に権利が確定する優待は、TOB成立を条件に廃止される予定です。

MCJのTOBと株主への影響

エムシージェイ月足チャート

TOB価格の2,200円は、2026年1月の高値である1,700円を大幅に上回る水準です。これにより、多くの株主にとって有利な価格で利益を確定できる状況となります。MCJの上場廃止が決定すれば、保有株式の売却によって株主の損益が最終的に確定します。

投資家が検討するポイント

(1)含み益がある場合:TOBに応募することで利益を確定できる
(2)資金を早急に確保したい場合:TOBの決済日を待たずに、株式市場で売却できる

(1)TOBに応募するには、原則としてSMBC日興証券の口座が必要です。口座がある方は応募手続きをご確認ください。

TOB期間は「2026年3月24日まで」ですから、これから口座の準備を始めても十分に間に合います。

(2)2月6日はストップ高比例配分となる可能性が高く、市場での売却を希望しても、すぐに売却できない可能性があります。その場合は株価が落ち着く、週明け9日以降に売却を検討できます。

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