リソー教育グループのTOBによる上場廃止と配当金、株主への影響について(TOB価格295円)
2026年10月13日(火)、東証プライム上場のヒューリック(3003)は、同じく東証プライム上場のリソー教育グループ(4714)に対してTOB(株式公開買付け)を実施すると発表しました。
リソー教育グループのTOB:完全子会社化による上場廃止
ヒューリックはリソー教育グループの株式を取得し、同社を完全子会社化することを目的としています。TOBが成立し、その後の手続きが完了すれば、リソー教育は上場廃止となる見込みです。
株主が保有株を売却し利益を確定させるには、指定の期間内にTOBに応募する方法と、市場で売却する方法の2つの選択肢があります。
TOB条件とスケジュール
1. 買付価格(TOB価格):295円
2. 買付期間(TOB期間):2026年10月14日(水)から11月26日(木)まで(30営業日)
3. 決済開始日:2026年12月3日(木)
4. 買付予定数(下限):26,646,601株
5. 証券会社(応募窓口):みずほ証券、楽天証券
6. 配当:2027年2月期の期末配当はTOBの成立を条件に無配(0円)へ修正
リソー教育グループの株価見通し
TOB発表当日の終値(10月13日)は215円でした。TOB価格の295円は終値を上回るため、発表後はTOB価格にサヤ寄せする形で株価が上昇し、上場廃止までTOB価格近辺で推移することが予想されます。
リソー教育グループのTOBに応募するメリット
リソー教育グループのTOBに応募するメリットは、今後の市場価格の変動に左右されず、TOB価格である1株295円で確実に株式を売却できることです。
具体的には、リソー教育グループの株式を保有している証券会社から、みずほ証券または楽天証券へ移管した上で、応募手続きを進める流れとなります。
TOBが成立した場合、2026年12月3日(木)以降に買付代金が支払われる予定です。
TOBによる配当への影響
リソー教育グループは2月決算企業で、期末に一括で配当を支払います。期末配当の権利確定日は毎年2月末です。
2027年2月期の配当については、TOB成立を条件に、前回予想の10円(期末配当10円)から無配へ修正されました。なお、TOBが不成立となった場合は、配当方針が再度検討される可能性があります。
リソー教育グループのTOBと株主への影響
チャート画像に引かれた黄色の線は、今回のTOB価格295円を示しています。この水準より安く購入した株主は含み益、高く購入した株主は含み損となります。リソー教育グループの上場廃止が決定すれば、保有株式の売却によって株主の損益が最終的に確定します。
投資家が検討するポイント
(1)含み益がある場合:TOBに応募することで利益を確定できる
(2)資金を早急に確保したい場合:TOBの決済日を待たずに、株式市場で売却できる
(1)TOBに応募するには、原則としてみずほ証券または楽天証券の口座が必要です。口座がある方は応募手続きをご確認ください。
(2)10月14日(水)以降の株式市場で売却できます。







