タムロンの株式分割と配当金、株主への影響について
タムロンの株式分割の主なポイントについて
2024年2月8日、東証プライム上場のタムロン(7740)が株式分割を発表しました。
・株式分割は「1→2」
・2024年12月期の期末配当から影響あり
詳細は以下の通りです。
タムロンの株式分割の詳細について
タムロンは2024年6月30日を基準日として、「1→2」の株式分割を行います。
現在100株の株主は、株式分割によって200株に増加します。ただし、全体の投資資金は変わりません。
(分割前)株価7,000円×100株=(分割後)株価3,500円×200株=資金70万円
株数が2倍に増えても株価が2分の1になるので、投資資金は70万円で変わりません。
2024年6月27日から株価が2分の1になります。26日(水)までが分割前の株価、27日(木)から分割後の株価です。
タムロンの配当金への影響について
タムロンは12月決算企業です。毎年6月末に中間配当、12月末に期末配当の権利がもらえます。
タムロンの配当金について
・2024年12月期の中間配当(24年6月)・・・1株50円
・2024年12月期の期末配当(24年12月)・・・1株80円
2024年12月期の期末配当から分割後の株主が対象となります。中間配当については1株50円を予定しています。
分割前で計算すると、年間配当は中間配当50円、期末配当160円の計210円になります。
分割前100株の株主(2024年12月期の中間配当)
配当金50円×100株=5,000円
分割前100株の株主の場合、配当金は5,000円(税込)もらえます。
分割後200株の株主(2024年12月期の期末配当)
配当金80円×200株=16,000円
同じ株主が2024年12月期の期末配当をもらうケースです。前期と比べて、1株あたりの配当金が減っても株数が増えているので、もらえる金額が多くなります。
2024年12月期の中間配当の権利付き最終日は2024年6月26日(水)、期末配当の権利付き最終日は2024年12月26日(木)です。配当金がほしい方は、それぞれの権利付き最終日までに買えば間に合います。