船井総研ホールディングスの株式分割は2025/12/29、配当金、株主優待、株主への影響について
東証プライム上場の船井総研ホールディングス(9757)は、2025年11月10日(月)に株式分割を発表しました。
船井総研ホールディングスの株式分割の主なポイント
・ 1株が2株に分割され、株価は分割前の半分に調整される
・ 2025年12月26日(金)が株式分割の権利付き最終日
・ 2025年12月29日(月)が権利落ち日で、分割後の株価で取引開始
・ 2025年12月期の配当は分割前、2026年12月期の配当は分割後の株数に基づき計算される
・ 株主優待は実質的な拡充となる
株式分割の概要と株価・保有株数の変化
船井総研ホールディングスは2025年12月31日を基準日として、1株を2株に分割します。
例えば、分割前に100株を保有していた株主は、分割後に200株を保有します。ただし、保有株数が増加する分、株価も調整されるため、時価評価額に変化はありません。
例:分割前の株価が3,000円の場合
・ 分割前:株価3,000円 × 100株=300,000円
・ 分割後:株価1,500円 × 200株=300,000円
株式分割の権利を得るための権利付き最終日は2025年12月26日(金)で、この日までに株式を購入・保有する必要があります。
権利付き最終日の翌営業日である2025年12月29日(月)が権利落ち日となり、この日から株価は分割後の水準で取引されます。
船井総研ホールディングスの配当について
船井総研ホールディングスは12月決算の企業であり、配当の権利確定日は毎年6月末(中間配当)と12月末(期末配当)です。
2025年12月期の配当の詳細
・ 中間配当:1株あたり42円(支払い済み)
・ 期末配当:1株あたり43円(分割前の株数に適用)
・ 年間配当:1株あたり85円
2025年12月期の期末配当については、株式分割前の株数に基づき、1株あたり43円を予定しています。期末配当の権利を得るには、権利付き最終日である2025年12月26日(金)までに株式を保有している必要があります。
2026年12月期の配当見通し
2026年12月期の配当は、中間・期末ともに株式分割後の株数に基づいて計算されますが、詳細な金額は未定であり、後日改めて発表される予定です。
船井総研ホールディングスの株主優待について
2025年12月優待(現行制度)
(1)対象となる株主:毎年6月30日、12月31日現在の株主名簿に記載または記録された、100株以上を保有する株主
(2)株主優待の内容
・ 100株以上:クオカード500円分
・ 1,000株以上:クオカード1,000円分
・ 5,000株以上:クオカード5,000円分
・ 10,000株以上:クオカード10,000円分
(3)発送時期
・ 6月優待:8月下旬発送予定
・ 12月優待:翌年3月下旬発送予定
船井総研ホールディングスの株主優待はクオカードで、年2回、優待の権利が得られます。
2025年12月末に権利が確定する優待は現行の制度が適用され、権利付き最終日である2025年12月26日(金)までの株式保有が必要です。
2026年6月優待(新制度適用)
2026年6月末に権利が確定する優待から新制度が適用され、株式分割後の株主が対象です。
新制度では、優待取得の最低単位が分割後100株以上(分割前50株相当)に引き下げられました。優待内容に変更がないため、実質的な拡充となり、分割後は約半分の投資金額で優待の権利が得られるようになります。
新制度による2026年6月優待の権利を得るには、権利付き最終日である2026年6月26日(金)までに株式を保有している必要があります。







