マイスターエンジニアリング、TOB価格が1,150円に引き上げられる
マイスターエンジニアリング、光通信の買い増しで、株価がTOB価格を上回るの続きです。
・TOB価格が940円から1,150円に上がった
・ほとんどの株主が含み益になった
・もっと上がることを期待する投資家がいる
東証2部上場のマイスターエンジニアリング(4695)は、MBO(経営陣等による自社買収)を行っています。
しかし、株価がTOB価格940円を上回っていたこともあり、このままではTOB不成立の可能性が高いです。そこで、11月28日にTOB価格が1,150円に引き上げられました。
マイスターエンジニアリングのMBO
(1)TOB価格・・・940円→1,150円
(2)TOB期間・・・2019年11月11日(月)から12月20日(金)までの30営業日
(3)決済の開始日・・・2019年12月27日(金)
(4)買付予定株数・・・上限なし
(5)証券会社・・・みずほ証券
(6)配当と優待・・・廃止
TOB価格以外の変更はないようです。
マイスターエンジニアリングの株主は、みずほ証券に口座があれば、保有株を移管して(移動して)売却すると、12月27日以降に「1,150円×株数」の投資資金が戻ってきます。
マイスターエンジニアリング月足チャート
月足チャート3年分です。TOB価格に黄色の線を引きました。
11月29日終値1,162円。株価がTOB価格にサヤ寄せしています。また、TOB価格が引き上げられたことにより、ほとんどの投資家が含み益になりました。株価がTOB価格を上回っているので、さらに引き上げられることを期待する投資家もいるようです。
この先、大株主の光通信が買い増しを続けるかわかりませんが、短期投資も含めて、満足できる結果になりつつあります。
株主のみなさん、おめでとうございます。