ユニゾホールディングスと3つのTOBの条件について
ユニゾホールディングスのTOB期間さらに延長の続きです。
10月15日、米投資ファンド「ブラックストーン」が、正式にユニゾホールディングス(3258)に対してTOB(株式公開買付)を行うことを検討していると発表しました。
米投資ファンド「フォートレス・インベストメント・グループ」、国内の第三者(投資ファンド?)も含めて、三つ巴の戦いになりそうです。
フォートレスによるTOB(会社賛同→留保)
(1)TOB価格・・・4,000円
(2)TOB期間・・・2019年8月19日(月)から10月17日(木)までの41営業日
(3)決済の開始日・・・2019年10月25日(金)
(4)買付予定株数・・・上限なし
(5)証券会社・・・大和証券、SMBC日興証券
(6)配当と優待・・・廃止
ブラックストーンによるTOB(会社反対)
(1)TOB価格・・・5,000円
(2)TOB期間・・・不明(30営業日)
(3)決済の開始日・・・不明
(4)買付予定株数・・・上限なし
※10月23日までに会社側の同意を得て開始予定
第三者(国内)によるTOB(会社反対)
(1)TOB価格・・・4,500円~5,000円
(2)TOB期間・・・不明
(3)決済の開始日・・・不明
(4)買付予定株数・・・上限なし
ユニゾホールディングスの一般株主が、現時点で比べられるのはTOB価格くらいです。それ以外はわかりません。
全てのTOBが失敗にならずに、さらに、投資家の思惑で株価が上がりすぎないで、一番高い値段で売れると良いですね。