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青木あすなろ建設、TOB価格を上回る株価上昇(追記あり)

2019.09.11

青木あすなろ建設の上場廃止と株主優待、株主の今後についての続きです。

9月10日、東証1部上場の青木あすなろ建設の株価が、TOB価格1,210円を超えました。

青木あすなろ建設については、高松コンストラクショングループ(1762)がTOBを行っていて、その期間は8月7日から9月19日までの30営業日です。

TOB期間中に株価が上昇しているので、誰かが買い占めているのかと気になるところです。

青木あすなろ建設2019年9月9日~11日5分足チャート

9月11日終値1,209円。

10日の午前10時過ぎに高値1,220円を付けました。しかし、すぐに失速。その後はTOB価格付近で推移しています。

青木あすなろ建設日足チャート

日足チャートはこちら。

高松コンストラクショングループはTOB前から全体の79%超を保有する大株主です。青木あすなろ建設は上場廃止を予定しています。

最近、敵対的買収やホワイトナイト、第三者の登場、TOB失敗など、注目のニュースがたくさん出てきました。

ただ、青木あすなろ建設がこれらに該当するとは考えにくく、株価の上昇についても一時的なものと考えた方が良さそうです。

(追記)青木あすなろ建設の上場廃止日決定

青木あすなろ建設の上場廃止が決定しました。上場廃止日は2019年11月7日(木)、売買最終日は11月6日(水)です。

株主の保有株は1,210円で強制買い取りとなります。11月11日以降、「1,210円×株数」の投資資金が戻ってきます。

株主のみなさん、どうもお疲れさまでした。

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