ユニゾホールディングスのTOB、SMBC日興証券でも申込可能になる
エイチ・アイ・エスによるユニゾホールディングスへのTOB不成立の続きです。
米投資ファンド「フォートレス・インベストメント・グループ」は、ユニゾホールディングス(3258)に対して、TOB(株式公開買付)を行っています。
TOB価格は4,000円、TOB期間は2019年8月19日(月)から10月1日(火)までの30営業日です。
9月5日に変更の発表があり、大和証券だけでなく、SMBC日興証券でもTOBの参加(申込)が可能になりました。
フォートレスによるTOB(会社賛同)
(1)TOB価格・・・4,000円
(2)TOB期間・・・2019年8月19日(月)から10月1日(火)までの30営業日
(3)決済の開始日・・・2019年10月8日(火)
(4)買付予定株数・・・上限なし
(5)証券会社・・・大和証券、SMBC日興証券
(6)配当と優待・・・廃止
株主がTOBに申し込むと、1株4,000円で買い取ってくれます。
大和証券またはSMBC日興証券に口座があれば、保有株を移管して(移動して)売却すると、10月8日以降に「4,000円×株数」の投資資金が戻ってきます。
SMBC日興証券はネットトレードが充実しているので、店舗とネットの両方からTOB申込を増やそうとする狙いがあります。
ユニゾホールディングス日足チャート
9月5日終値4,310円。
ところが、株価がTOB価格4,000円を上回っています。わざわざTOBに申し込まなくても、株式市場で売れば、儲けが多くなります。
TOB価格引き上げを狙った投資家の思惑があり、株価がなかなか下がりません。
このままだと、エイチ・アイ・エスと同じようにTOBが不成立になる可能性が高いです。
TOB価格の引き上げがあると良いですね。