廣済堂のMBO不成立と株主の今後について
4月9日8時30分、廣済堂はMBO(経営陣等による自社買収)によるTOB(株式公開買い付け)の結果を発表しました。
株式会社BCJ-34 による当社株式に対する公開買付けの結果に関するお知らせ
結果は「不成立」でした。これにより、廣済堂は上場維持となります。
TOBの結果について
今回のTOBは、購入株数に下限が設定されていました。1245万6800株です。株主の応募がこの株数を満たない場合は、全ての買付が行われません。
これに対して、株主が応募した株数の合計は544万3164株でした。下限に届かなかったので、買付が行われません。
株主の今後について
TOBに応募した株主は、後日、保有株が戻ってきます。TOB価格700円で売却する予定でしたから、戻ってきたときに株価が700円を上回っていれば、TOBのときより儲けが多くなります。
現在、南青山不動産によるTOB期間中です。
南青山不動産によるTOB(期間延長)
(1)TOB価格・・・750円(3/20)
(2)TOB期間・・・2019年3月22日から4月18日まで(20営業日)→5月10日まで(30営業日)
(3)決済の開始日・・・2019年4月25日→5月17日
(4)買付予定株数・・・上限なし
(5)証券会社・・・三田証券
こちらのTOBは750円で買い取ってもらえます。TOB期間は5月10日(金)までです。
三田証券に口座があれば、保有株を移管して(移動して)売却すると、5月17日以降、「750円×株数」の投資資金が戻ってきます。
もちろん、株式市場で売却するのも良いですし、これから始まるイベントに期待して保有し続けるのもアリです。