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投資ファンドが廣済堂を買い増し(2月5日発表分)

2019.02.07

廣済堂、旧村上ファンドが大株主になるの続きです。

2月5日16時、投資ファンド「レノ」が廣済堂を8.31%保有したと発表しました。

投資ファンドの保有状況

5.83%から8.31%へ増加しました。

初めて大量保有報告書が出てきたときと、今回の発表との違いは、廣済堂の買値です。

時系列株価とレノの数量

2月4日発表分

・1月22日・・終値609円、数量85万2600株
・1月23日・・終値609円、数量8万9500株
・1月24日・・終値609円、数量10万4900株
・1月25日・・終値608円、数量19万5000株
・1月28日・・終値609円、数量20万9800株

2月5日発表分

・1月29日・・終値635円、数量62万0300株

TOB価格610円を上回る値段で買っています。

仮にMBOが成立すると、会社側は残りの株主から610円で強制的に買い取ることができます。そうすると、レノは610円以上で買った分の差額が全て損失となります。

つまり、レノは、TOB価格の引き上げだけでなく、MBO阻止に動いていることがわかります(最初から、そのつもりだったと思いますが・・・)。

廣済堂日足チャート

2月7日終値775円。6日に高値848円を付けました。祭りになって、株価が急騰しています。

ただ、800円を大幅に上回り、その後、押し戻されているので、株式市場はTOB価格800円が妥当だろうと予想しているようです。

レノ登場後に買った投資家の売り時について

株価が乱高下すると、見ている分には楽しいですが、参加している人は売り時が悩ましいと思います。

考えられる売り時は、次の3つです。

(1)TOB期間終了前
(2)MBO失敗後
(3)TOB価格が引き上げられた後

(2)と(3)は、まだ結果がわからないので、残りの(1)についてです。

TOB期間終了前に売る

TOB期間は2019年1月18日(金)から3月12日(火)までです(※期間延長)。

レノ含むMBO反対派の理想は、できるだけ安い値段で買い増しを続けながら、他の株主がTOBに申し込まない水準で株価がキープされることです。「株価>TOB価格」であれば、株主は、もったいないからTOBに申し込みません。

何%まで保有比率を高めるかわかりませんが、MBO阻止のために買い続けるでしょう。

少なくとも、TOB期間終了までに、株価が610円を下回ることはないと予想できます。

レノ登場後に買った投資家は、MBOの結果に関係なく、買値より高く売れれば成功です。

まだまだ先は長いので、目先の株価に一喜一憂しても仕方ないです。

クライマックスはもう少し後でしょう。売るべき時に、株価が上がっていると良いですね。

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