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APAMAN、ガス爆発で株価はどれだけ下がったのか?

2018.12.19

12月16日20時半ごろに発生した札幌市のガス爆発事故。火元がアパマンショップであることがわかり、公式発表及び会見が行われました。

札幌市豊平区の爆発事故に関するお詫びとお知らせ

部屋の除菌の際に使用する消臭スプレー缶120本を店舗内で廃棄処理した後、湯沸かし器を点火して爆発が起きたとのことです。

この事故により、APAMAN(8889)の株価が急落しました。

APAMAN日足チャート

APAMAN2018年12月17日~19日5分足チャート

日足チャート3ヵ月分と5分足チャート3日分です。

発生当時、火元がとなりの居酒屋だと指摘されていたため、株価の反応はそれほど大きくありませんでした。

しかし、17日後場になって、スプレー缶の情報が出た辺りから下落が加速しました。17日終値832円。

翌18日、8時20分に上記IRを出し、取引開始直後に売り注文が殺到します。18時には子会社社長による会見が行われました。18日終値793円。

19日、ガス爆発事故から、スプレー缶を処理した理由に問題が飛び火し、在庫の異常な多さも合わせて、消臭作業の未施工の隠蔽ではないかと疑われています。

19日終値710円。安値693円まで下落しました。

事故前の株価が888円で安値が693円。APAMANの発行済み株式数は1827万8000株ですから、

損失額=(888円-693円)×1827万8000株=35億6421万円

今回の事故により、35億円の時価総額が吹き飛びました。

日足チャートを見ると、以前から値下がりが続いていたところへ、事故によって勢いが加速していることがわかります。

ただ、出来高が急増しているので、リバウンド狙いの買い注文も入っています。一見すると、下げ止まりの兆候が出ています。

もちろん、これからさらに別の悪材料が出て、延々と下げ続けることもあります。

俗に言う「バケツリレー」という現象です。損切りした投資家の株が別の投資家の手に渡り、その投資家も含み損になって損切りする。このループがバケツリレーのように見えるので、そう呼ばれています。

APAMANは株主優待もなく、特別損失が予想される中で増配も期待できない。新規の中長期投資家が買う理由は見当たりません。

もし、APAMANで逆張り投資をするなら、2019年9月期の決算が確定するまで待った方が良いでしょう。

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