プロスペクトを買ってみた
プロスペクトが決算未提出で監理銘柄に指定されるの続きです。
12月14日までに決算を出せなければ上場廃止になるプロスペクト(3528)。いよいよ明日です。
過去のケースでは、早朝だったり、深夜だったりと、いつ出てくるか予想できません。
ただ、出せないときは「出せない」という発表があるので、東証が「間に合いませんでした」と発表する前に結果がわかると思います。
プロスペクトの株主は今か今かと待ち遠しい気分でしょう。管理人もこの切迫感を経験したくなり、先日、プロスペクトを買ってみました。
買値は21円です。儲けるためというより、むしろ情報収集がメインです。そのため100株だけです。
仮にうまくいくと、利益確定のタイミングが学べます。決算発表直後で売却することもできますし、もう少し保有し続けることもできます。
2019年3月期業績予想
期末配当が1株3円予想ですから、株価20円で株主になった方は、
配当利回り=配当金3円÷株価20円×100=15%
と、配当利回りがありえない水準になります。
今度は配当金が「出せる」「出せない」で盛り上がるかもしれません。
逆に失敗すれば、損切りのタイミングが学べます。本格的に投資している方は、上場廃止が決定したら、即、換金売りでしょう。
上場廃止企業のマネーゲームに参加するかどうかは、寄り付いたときの株価で判断します。
管理人の場合、全く動かずに株主を続けて、廃止後の資料を受け取る選択肢もあります。
事業報告書が定期的にもらえるかわかりませんが、全然もらえなくても、それはそれでオイシイです。
決算未提出企業の株価は相対的に高く、プロスペクトのように2,000円程度で買えるとコスパが良いです。
本気で儲けるガチ勢(がちぜい)以外にも、プロスペクトの楽しみ方はまだまだあります。
プロスペクト日足チャート
プロスペクト2018年12月13日5分足チャート
最後に日足チャートと5分足チャートです。12月13日終値28円。12月になって、20円前後でウロウロしています。が、13日14時30分から株価急騰。
無事に決算発表があって、急落前の株価に戻ると良いんですけどね。
さて、どうなることやら。
(追記)
14時24分から、EDINETで訂正された書類が大量に出ています。株価はこれに反応したようです。
マネーゲームに参加した投資家のみなさん、おめでとうございます。明日、祭りになると良いですね。