パイオニアの上場廃止と株主の今後について
12月7日、投資ファンド(ベアリング・プライベート・エクイティ・アジア)は、東証1部上場のパイオニア(6773)を完全子会社化すると発表しました。
パイオニアは2019年3月27日(水)に上場廃止になる予定です。売買最終日は3月26日(火)です。
(既存)株主の保有株は66.1円で買い取りとなります。3月31日以降、「66.1円×株数」の投資資金が戻ってきます。
パイオニアの今後の株価について
12月10日終値64円。前日比24円安(-27.27%)となりました。
株価が買取価格66.1円にサヤ寄せしています。プレミアムではなく、ディスカウントです。今後、何も起きなければ、上場廃止まで横ばいが続く見込みです。
パイオニアの株主の今後について
パイオニア月足チャート
月足チャート5年分です。買取価格66.1円が直近の株価を大きく下回っているため、ほとんどの株主が含み損の状態です。このまま上場廃止になると負けが確定します。
1月25日に臨時株主総会が開催されるので、納得がいかない方は参加してみてはいかがでしょうか。買取価格がもっと上がると良いのですが・・・。
(追記)パイオニアの上場廃止決定
パイオニアの上場廃止が決定しました。上記の通り、上場廃止日は2019年3月27日、売買最終日は3月26日で変更なしです。
買取価格も1株66.1円で変わりません。
株主のみなさん、どうもお疲れさまでした。