ブラジル:リオデジャネイロオリンピック関連銘柄
昨日、2016年夏季オリンピックの開催都市がブラジルのリオデジャネイロに決定しました。東京都は惜しくも2回目の投票で敗れたわけですが、早くも「リオ五輪関連銘柄」に注目が集まっています。
管理人がリオオリンピック関連銘柄に投資するのであれば、東京オリンピック招致関連銘柄を探すときと異なり、全く違ったアプローチで攻めてみたいです。
確かに、東京オリンピックのときと同じ手法を用いて、「ブラジルのインフラ整備に参入できる日本企業はないか?」等と考えるのはおもしろいと思います。
仮に、日本企業A社にブラジル支社があったとすれば、「1、ブラジル関連で業績UP」、「2、日本国内で業績UP」、「3、ブラジル以外の海外で業績UP」と、どの地域で成功しても株価上昇のきっかけに期待することが可能です。
ただ、開催都市がブラジル・リオと正式に決定したわけですから、そのことで最も恩恵を受ける銘柄に投資したいです。
野球に例えるのが正しいかわかりませんが、仮に投資家がバッターであったとしましょう。
上記A社に投資するのは、2ストライクに追い込まれた状態で、(1)ストレート、(2)フォーク、(3)スライダーのどの球種でも対応できるように構えることです。
しかし、すでにストレートが来るとわかっているのですから、管理人なら直球勝負を挑みます。他の球種の選択肢を捨て、ピッチャーの球威に負けないよう、力強いスイングを心掛けます。
では、投資先でいうところの「力強いスイング」とは、どの銘柄になるのでしょうか?
もっともわかりやすいのは「ブラジル株式指数・ボベスパ連動型ETF (1325)」ではないかと思います。
ブラジル、32兆円のインフラ投資 16年五輪、リオで (※リンク切れ)
約32兆円をインフラ整備につぎ込むとのことですから、ブラジル景気が良くなることに賭け、ブラジル株式市場全体をカバーするETFに投資します。
これで失敗したら潔く諦められる金額なのも、ちょうど良いです。
ブラジル株式指数上場投信(ヤフーファイナンス)
10月2日の終値は290円。最低100株から購入可能ですので、売買手数料を含めても3万円あればOKです。宝くじ100枚買うのと同じくらいです。
日本企業のご祝儀相場を狙うより、手堅い投資になるのではないかと考えています。