大塚家具、身売り話でストップ高
8月3日14時過ぎ(取引終了間際)、日経ビジネスオンラインがスクープとして、大塚家具(8186)の身売り交渉に関する記事を掲載しました。
ヤフーニュースのトップに表示され、後場の取引時間中であったことから、大塚家具の株価が急騰します。
大塚家具日足チャート
8月3日終値445円。80円ストップ高になりました。
記事をよく見ると、相手先も出ていませんし、交渉がうまくいくかもわかりません。
会社側は、17時20分に否定のコメントを発表しています。
仮に、交渉が成立すれば、3日に買った投資家は大成功となります。
一方、最悪の結果になれば、3日が絶好の売り場だったと言えます。
平成30年12月期業績予想の下方修正について
なお、平成30年12月期の業績予想につきましては、売上高の不足等により下方修正を見込んでおりますが、現在、商品評価基準の見直しによる影響額等を集計中であり、集計が整い次第、お知らせする予定です。
また、平成30年12月期第2四半期累計期間の業績は、平成30年8月14日(火)に開示を予定しております。
うっかり見逃してはいけないのが、上の文章です。
こういう形で業績下方修正の発表を行う企業はめずらしいです。
以前の予想通り、大塚家具は下方修正しました。月次の売上高を開示しているのでわかりやすかったと思います。
ただ、今は決算よりも身売り話に注目が集まるので、これから新しい情報がドンドン出てきそうです。