東武住販が優待改悪で株価急落
4月26日、ジャスダック上場の東武住販(3297)が株主優待の変更を発表しました。
詳細は以下の通りです。
株主優待の詳細
(変更前)
(1)対象となる株主・・・毎年5月末の株主名簿に記載または記録された100株以上保有の株主
(2)株主優待の内容・・・下関市関連の食品(2,000円相当)
(変更後)
(1)対象となる株主・・・毎年5月末の株主名簿に記載または記録された100株以上保有の株主
(2)株主優待の内容・・・下関市関連の食品(1,000円相当)
(3)発送時期・・・毎年8月下旬~9月上旬発送予定
東武住販の株主優待は、山口県下関市にゆかりのある食品です。毎年5月末の株主は優待がもらえます。
今回の変更により、優待の金額が半減しました。
2017年6月に株式分割「1→2」を行ったことで、投資金額が減少したため、優待内容も半分に減らすそうです。
東武住販日足チャート
4月27日終値1,880円。前日比171円安(-8.34%)でした。
変更の発表時期に失敗した事例です。優待投資家は利回りに敏感なので、減額すると換金売りします。
株価も順調な右肩上がりになっていたため、利益確定の絶好のタイミングになりました。
優待内容の変更は、株式分割と同時に発表すべきだったと思います。業績は好調なだけにもったいないですね。