東洋製罐とホッカンの経営統合が中止になる
3月30日、東証1部上場の東洋製罐グループホールディングス(5901)とホッカンホールディングス(5902)との経営統合が中止になると発表されました。
この結果、ホッカンホールディングスの上場維持も決定しました。
一般的に、経営統合が中止されると、統合後の相乗効果がなくなるため、期待先行で上がった分だけ、株価が値下がりする傾向があります。
ホッカンホールディングスはどうだったでしょうか?
ホッカンホールディングス日足チャート
4月2日終値378円。前日比2円高でした。
ほとんど変わっていません。最初の発表が2016年4月と、かなり前であること、たびたび中止の可能性が報道されていたこと、などから、すでに中止を織り込んでいたようです。
ちなみに、東洋製罐グループホールディングスはこちら
東洋製罐グループホールディングス日足チャート
4月2日終値1,573円。こちらもあまり変わりません。
経営統合が発表されてから、なかなか前に進まないと、決算や配当・優待など別の情報で株価が動くようになります。
早期決着が大事ですね。