フジ・コーポレーションが決算・増配・優待変更を発表
12月15日、東証1部上場のフジ・コーポレーションが、2017年10月期決算、配当予想の修正、株主優待の変更を同時に発表しました。
詳細は以下の通りです。
配当金の詳細について
前期に比べて、1株につき5円増配しました。この結果、1株35円の配当金がもらえます。
株主優待の詳細について
株主優待の内容(変更後)
(1)対象となる株主・・・毎年4月30日現在の株主名簿に記載され、1年以上継続保有した100株以上の株主
(2)株主優待の内容
・100株以上・・・三菱UFJニコスギフトカード5,000円分(1,000円×5枚)
・1,000株以上・・・三菱UFJニコスギフトカード1万円分(1,000円×10枚)
・5,000株以上・・・三菱UFJニコスギフトカード2万円分(1,000円×20枚)
※1年以上継続保有・・・毎年4月30日・10月31日の株主名簿に3回以上連続して記載された株主
※経過措置・・・2018年4月の優待は、2017年10月31日と2018年4月30日に記載された株主が対象となる
フジ・コーポレーションの株主優待はギフトカードです。毎年4月末の株主は優待がもらえました。
今回の変更により、1年以上継続保有が追加されました。次回、2018年4月の優待に限り、経過措置として、2017年10月31日と2018年4月30日の2回連続になります。
ただし、これからフジ・コーポレーションの株主になっても、2018年4月の優待はもらえません。また、2017年10月27日以降に買った投資家についても、2018年4月の優待に間に合いません。
フジ・コーポレーション日足チャート
12月18日終値2,234円。前日比15円安でした。
前回の優待をもらった既存株主については「そのまま」ですから、株価への影響は限定的でした。
しかし、新規の優待狙いの買いがほとんどなくなること、10月27日以降の株主が売却するかもしれないことから、今後の株価は要警戒です。
管理人が株主であれば、2018年4月の優待をもらった後で、同様の優待がもらえる銘柄に乗り換えると思います。
あとで条件をコロコロ変える企業は「おっかない」です。