中央ビルト工業、決算出せずに株価急落
12月13日21時50分、東証2部上場の中央ビルト工業(1971)が、2018年3月期第2四半期決算を期限までに提出できないと発表しました。
一般的に、3月企業の第2四半期決算発表は10月下旬から11月中旬に行われます。中央ビルト工業は提出期限延長を申請し、12月14日までの承認を受けていました。
ところが、承認された期限にも間に合わず、今回のIRとなりました。
今後、12月26日までに提出できないと、中央ビルト工業は上場廃止になります。
中央ビルト工業日足チャート
12月15日終値986円。14日から、俗に言う「バケツリレー」のような下落を続けています。
過去の事例を考えると、決算が出せれば安心感から株価が反発します。
一方、出せない場合は、「出せない」という発表が行われる予定です。
26日取引終了後までに決算が出るか、「出せない」発表が行われるか、どちらになるかわかりません。
もちろん、この段階での投資は控えたいです。かなり崖っぷちですから、投資後に上場廃止が決定すると、損失が確定します。
結論が出るまで待ちたいです。
当社は、平成29年12月26日までに平成30年3月期第2四半期報告書を提出すべく、追加調査の実施について検討中です。
株主としては、この文言に期待したいですね。