低位株・超低位株・仕手株の傾向と対策(4月7日)
以前、去年の年末から今年の初旬に「低位株・超低位株・仕手株」の紹介をしていました。しかし、今現在起きている状況は、そのときと若干異なる動きを見せています。詳しく見てみましょう。
低位株の値上がり率上位銘柄(6日・7日)
コード | 企業名 | 6日終値 | 前日比 | 7日終値 | 前日比 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1805 | 飛島建設 | 35 | +14 | 30 | -5 | |
8029 | ルック | 94 | +20 | 89 | -5 | |
6217 | 津田駒 | 128 | +24 | 123 | -5 | |
1814 | 大末建設 | 30 | +5 | 39 | +9 | |
5352 | 黒崎播磨 | 204 | +34 | 196 | -8 | |
7248 | カルソニック カンセイ |
173 | +28 | 170 | -3 | |
6315 | TOWA | 171 | +26 | 194 | +20 | |
8763 | 富士火災 | 127 | +19 | 118 | -9 |
4月6日に大きく値上がりした銘柄をピックアップして、7日にどの程度変化したのか並べてみました。
一見すると、前日比プラスがたった2銘柄しかありませんので、「上昇があまり続いていないな」という印象を受けるかもしれません。
ただ、7日に値下がりした銘柄の中でも、津田駒・カルソニックカンセイ・富士火災はそれ以前から上昇している低位株です。
デイトレードのように、低位株の値上がりの初動を捉える方法を選択しなくても、比較的スムーズに上昇する銘柄をキャッチできるのではないかと思います。
あと、低位株がそろって値上がりしているときには、「小売業・機械・自動車等々・・」のように業種別に把握するよりも、価格帯別でグループ化した方が、効率的でしょう。
もちろん、「電池関連銘柄」であれば、FDK等をまとめてチェックすればいいのですが、そういうわかりやすい日ばかりじゃないので、別の方法を使いたいです。
3月決算が本格化するまで、この傾向がもうしばらく続いてくれればいいなと期待しています。
「業績の下方修正」発表を上手に避けつつ、低位株の値上がり益をゲットしたいです。