東栄リーファーラインの上場廃止と株主の今後について
11月8日、ジャスダック上場の東栄リーファーライン(9133)はMBO(経営陣等による自社買収)を発表しました。
東栄リーファーラインの株主は、TOBに参加して600円で保有株を買い取ってもらうか、もしくは、株価が600円に近づいたら、株式市場で売却することができます。
東栄リーファーラインの今後の株価について
11月9日終値596円。今後、東栄リーファーラインの株価は上場廃止まで横ばいが続く見込みです。
TOBに参加するメリットについて
メリットは、TOB価格600円で買い取ってもらえること、TOBの手続きが経験できることです。
具体的には、東栄リーファーライン株を、購入した証券会社から東海東京証券に移管して(移動して)売却します。投資資金が戻ってくるのは2018年1月19日以降になります。
東栄リーファーラインの株主の今後について
東栄リーファーライン月足チャート
過去5年分の月足チャートです。TOB価格の水準に黄色の線を引いています。含み益の状態ですね。
ただ、東栄リーファーラインを買っている投資家は、TOB価格が安くて納得がいかないかもしれません。
800円~900円くらいに上がってくれれば良いのですが・・・。
(追記)東栄リーファーラインの上場維持決定
MBOが不成立となり、東栄リーファーラインの上場維持が決定しました。投資家はこれまで通り、株式市場で売買が可能です。
無配となっていた配当金も復活し、3月末の株主は1株につき12円もらえる予定です。