日立国際電気のTOB開始を発表
米国ヘッジファンドが日立国際電気株を買い増しの続きです。
10月11日、KKR(投資ファンド)は、延期していた日立国際電気へのTOB開始を発表しました。
TOB価格は2,503円から2,900円へ引き上げられました。TOB期間は10月12日(木)から11月24日(金)までの30営業日です。
日立国際電気の株主は、TOBに参加(申込)して2,900円で保有株を買い取ってもらうことができます。
具体的には、日立国際電気の株を、購入した証券会社からSMBC日興証券に移管して(移動して)売却します。投資資金が戻ってくるのは12月1日以降になります。
ヘッジファンドの取得状況(9月28日発表分)
日立国際電気には、別のファンドが買い増しを続けています。9月28日に7.11%まで保有比率を高めたと発表しました。
日立国際電気日足チャート
10月12日終値3,020円。TOB価格より高い水準です。
10月10日~12日5分足チャート
11日朝、TOB価格が3,000円前後まで引き上げられるとの報道があったため、株価が乱高下しています。
株主の今後について
ヘッジファンドの動向次第ですが、管理人が株主であれば、TOB期間ギリギリ(11月上旬くらい)まで待って、株価が3,000円を超えていれば様子見、2,900円以下であればTOBに申し込むと思います。
なお、TOBに申し込むにはSMBC日興証券の口座が必要です。参加予定の方はお早めにどうぞ。