パナホームへの提案は、やっぱりTOB価格の引き上げだった
パナホームとソレキア、投資家の思惑についての続きです。
5月26日取引終了後、パナホームがTOBに関する情報を発表しました。
投資ファンドは、TOB価格を1,200円から1,300円へ引き上げる提案をしていました。
もちろん、この提案が受け入れられるかわかりません。
パナホーム日足チャート
5月26日終値1,222円。TOB価格1,200円を上回って推移しています。投資家のみなさん、鋭いですね。
TOB価格が1,300円になると仮定すると、上場廃止予定のTOBは、TOB価格の99.5%まで株価が上昇するので
予想株価=1,300円×99.5%=1,293.5円
となります。
もしかすると、1,300円近くまで強気に買い進める投資家が出てくるかもしれません。
TOB期間は6月13日(火)まで。これから取引に参加する方は、TOB期間の延長を視野に入れつつ挑戦してみてはいかがでしょうか。
投資家の駆け引きが、まだまだ続きそうな予感です。