フード・プラネットのマネーゲームのコツ
4月28日、東証2部上場のフード・プラネット(7853)の上場廃止が決定しました。上場廃止日が5月29日(月)、売買最終日は5月26日(金)です。
そこで、マネーゲームのコツについて紹介します。
株価に影響を与える要因をチェック
株価上昇 | 株価下落 |
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(1)スポンサー決定 | (3)大株主の売却 |
(2)上場維持 | (4)倒産 |
(1)スポンサー決定は、フード・プラネットを支援する企業が現れた場合です。ウワサで株価があがることもあります。
(2)上場維持は、フード・プラネットの上場維持がささやかれ始めた場合です。ただ、上場廃止の理由が不適切会計なので、その可能性はかなり低いです。
(3)大株主の売却は、(1)と逆に、大株主が保有株を売却するときです。2016年9月時点で投資ファンド等がフード・プラネット株を保有しています。大口投資家の動きが知りたいときは、大量保有報告書を確認すると良いでしょう。
(4)倒産は、企業が倒産する場合です。フード・プラネットが倒産するというわけではありません。一般論です。倒産によって売り注文が殺到します。上場廃止が早まり、取引期間が短縮されることもあります。
フード・プラネット日足チャート
5月1日終値4円。上場廃止決定で投資家の処分売りが出ました。リバウンドも起きていません。T&Cメディカルサイエンスのようにマネーゲームが起きるか、もしくは、サハダイヤモンドのように何も起きずにそのまま廃止となるか。明日の取引が分岐点になります。
フード・プラネットは100株単位で買いやすいのと、すでに株価が1ケタなので、希望の値段まで下がれば、少しだけ買ってみようと思います。株価上昇をあまり期待せず、廃止後の情報収集をメインにする予定です。