富士通がソレキアのTOB価格を5,000円に引き上げる
株価が上がるほどリスクを取る投資家の続きです。
4月5日15時、富士通がソレキアのTOB価格を4,000円から5,000円に引き上げました。
この結果、富士通が佐々木ベジ氏の条件を上回ることになりました。
ソレキアの株主の今後について(part5)
株主のみなさん、おめでとうございます。4月5日の条件は以下の通りです。
富士通によるTOB
(1)TOB価格・・・3,500円→4,000円(3/29)→5,000円(4/5)NEW!
(2)TOB期間・・・2017年3月17日から4月28日まで
(3)決済の開始日・・・2017年5月9日
(4)買付予定株数・・・上限なし
(5)証券会社・・・SMBC日興証券
佐々木ベジ氏によるTOB
(1)TOB価格・・・2,800円→3,700円(3/21)→4,500円(3/31)
(2)TOB期間・・・2017年2月3日から3月24日まで(→4月14日→4月19日までに延長)
(3)決済の開始日・・・2017年3月30日(→4月21日→4月26日に延長)
(4)買付予定株数・・・36万4700株
(5)証券会社・・・三田証券
前回3月29日に富士通がTOB価格を引き上げたときは、その2日後(3月31日)に佐々木ベジ氏が引き上げました。
同じスケジュールだとすると、4月7日に新しい情報が出てきそうです。
ソレキアの今後の株価について
TOB価格が5,000円になったため、4,850円で買った投資家も報われました。儲けを実感できるのは、もう少し先ですね。
佐々木ベジ氏「5,500円」→富士通「6,000円」
となるのを期待しているかもしれません。
なお、TOBに参加予定の方は、もうそろそろ口座を用意することをおすすめします。
富士通のTOBに申し込む場合(4月28日まで)はSMBC日興証券、佐々木ベジ氏のTOBに申し込む場合(4月19日まで)は三田証券です。
ソレキアを買った証券会社から株を移管(移動)するために時間がかかります。TOBの書類も取り寄せたいです。
もし、これから株式市場でソレキア株を買おうと考えている勇者は、SMBC日興証券もしくは三田証券で取引すると、移管する手続きを省略できます。
仮に管理人が挑戦するのであれば、保有株を全て買い取ってくれる富士通のTOBに申し込むと思います。