T&Cメディカルサイエンスのマネーゲームのコツ(つづき)
T&Cメディカルサイエンスのマネーゲームのコツの続きです。
先月2月27日、T&Cメディカルサイエンス(3832)の上場廃止が決定しました。3月28日上場廃止、最終売買日は3月27日です。
そこで、上場廃止決定後の情報について紹介します。
株価に影響を与える要因をチェック
株価上昇 | 株価下落 |
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(1)スポンサー決定 | (3)大株主の売却 |
(2)上場維持 | (4)倒産 |
いつもの一覧表です。
(1)スポンサー決定は、T&Cメディカルサイエンスを支援する企業が現れた場合です。ウワサで株価が上がることもあります。
(2)上場維持は、T&Cメディカルサイエンスの上場維持がささやかれ始めた場合です。ただ、こちらの条件はほとんどありえないでしょう。上場廃止の理由が「債務超過」と「営業利益・営業キャッシュフローのマイナス」ですから、どんでん返しはないですね。
(3)大株主の売却は、(1)の支援とは逆に、大株主が保有株を売却するときです。
(4)倒産は、企業が倒産する場合です。T&Cメディカルサイエンスが倒産すると指摘しているわけではありません。一般論です。
T&Cメディカルサイエンス日足チャート
3月9日までの日足チャートです。上場廃止決定直後の2月28日に急落し、その後も下げ続けています。
9日終値は15円。上場来安値を更新しました。
T&Cメディカルサイエンスは、会社のIRから正式決定までに何度かマネーゲームが起きています。過去の事例を考えると、上場廃止決定から上場廃止日までの間に、もう一度起きる可能性が高いです。
参加予定の方は、もうそろそろ準備をしてもいいかもしれませんね。