割安株の水準訂正と決算プレイの株価上昇を勘違いしないこと(昭栄薬品)
ひさしぶりに保有株について振り返ってみたいと思います。
昭栄薬品の過去記事
2016年に新規上場した、ジャスダックの昭栄薬品(3537)です。昭栄薬品が保有する有価証券の金額だけで、会社丸ごとの値段を上回ることから買い始めました。今もこの状況は変わっていません。
ただ、さらに買い増しを行うことはなくなり、株価を監視しているだけになりました。
昭栄薬品日足チャート
直近6ヶ月間の日足チャートです。この銘柄は、短期的な株価の値動きが少しおかしいです。「決算発表の時期が近づくと値上がりし、発表が終わると値下がりする」という恒例行事が行われます。
おそらく、この銘柄で決算プレイを行っている投資家がいるのでしょう。新規上場直後に株価がよく動いていたので、短期投資の銘柄として重宝されているようです。
また、2016年12月の株価上昇は、ある有名投資家のツイッターがきっかけとされています。購入後に株主になったことを紹介していました。
このつぶやきが取引時間中だったため、株価が跳ね上がりました。投資ファンドの大量保有報告書の発表とよく似ています。
管理人の購入単価は1,900円弱。現時点で1割程度の含み益です。もっと早く利益確定ができると思っていたのですが、世の中そんなに甘くありません。あと数年の付き合いになりそうです。