ケーヨーの株主優待と株主の今後について
1月5日、東証1部上場のDCMホールディングス(3050)とケーヨー(8168)との経営統合がなくなりました。
この結果、ケーヨーは上場廃止ではなく上場維持となり、これからも今まで通り取引することができます。
ケーヨーの株主優待
(1)対象となる株主・・・毎年2月末、8月末に1,000株以上保有する株主
(2)株主優待の内容・・・優待カード(10%割引)
(3)株主優待の送付時期・・・2月末の株主は5月末まで、8月末の株主は11月末までに送付
(4)有効期限・・・2月優待(6/1~11/30)、8月優待(12/1~翌年5/31)
ケーヨーの株主優待は、買物の割引カードです。毎年2月末・8月末の株主は、有効期限6ヶ月間の優待カードがもらえます。
優待カードを使うと、商品購入金額の10%が割引となります。割引の回数に制限はありません。
DCMホールディングスの株主優待
(1)対象となる株主・・・毎年2月末に100株以上保有する株主
(2)株主優待の内容・・・DCMブランドの商品詰め合わせ
(3)株主優待の送付時期・・・毎年7月から8月中旬に順次発送
これに対して、DCMホールディングスの株主優待は、自社商品の詰め合わせです。2月末の株主は、夏に商品が届きます。管理人ももらいました。
今回、ケーヨーの上場維持が決定したので、これからも株主優待は継続されます。両社を比較すると、圧倒的にケーヨーの優待の方が価値が高いので、株主は優待継続を喜んでいると思います。
さらに、ケーヨーの株主になると、株主優待に加えて、配当金が1株につき12.5円(2月:6.25円、8月:6.25円)もらえます。
ケーヨー日足チャート
最後に、ケーヨーの日足チャートを紹介します。1月6日終値は577円。前日比10円高でした。2月末にやってくる、株主優待と配当金の権利付最終日に向けて株価が上昇しています。
経営統合がなくなって急落するかもしれないと思ったのですが、この様子だと心配なさそうです。