特設注意市場銘柄の指定継続でも株価への影響はあまりないようだ(東芝)
東芝の不適切会計問題で注目された「特設注意市場銘柄」。12月19日に東芝(6502)の指定継続が発表されました。
特設注意市場銘柄一覧(12月22日現在)
銘柄 | コード | 市場 | 指定年月日 |
---|---|---|---|
継続年月日 | |||
フード・プラネット | 7853 | 二部 | 2016/03/17 |
- | |||
東芝 | 6502 | 一部 | 2015/09/15 |
2016/12/19 |
9月にSJIとエナリスが指定解除されたため、現在、フード・プラネットと東芝の2銘柄のみです。
東芝の場合、2017年3月15日以降に内部管理体制確認書の再提出が行われるので、その後の審査でNOとなったときは、東芝は上場廃止になります。
東芝日足チャート
過去の指定継続の銘柄と異なり、東芝は株価があまり動きませんでした。東芝は日経平均採用銘柄なので、個別企業の要因よりも市場全体の影響を受けやすいです。上場廃止にならない前提で株価が動いているとも言えます。
最終的な結論が出るのは、2017年6月~9月あたりでしょうか。今は株価が上がりすぎて手が届きませんが、指定解除されたときに手頃な値段であれば、東芝を買ってみたい気持ちです。