株主優待の改悪で株価急落(JBR)
8月22日、東証1部上場のジャパンベストレスキューシステム(JBR)(2453)が株主優待の変更を発表しました。
この変更により、以下の株主優待が廃止になります。
・1,000株以上・・・キッザニア(東京・甲子園)スポンサーデー招待券
・2,500株以上・・・キッザニア(東京・甲子園)入場券3枚
・5,000株以上・・・キッザニア(東京・甲子園)入場券4枚
一般的に、金額だけで計れない価値がある優待の場合、その優待を廃止すると株価が急落しやすくなります。「もし、オリエンタルランド(4661)のディズニー1デーパスポートがなくなったら、株価はどうなるか?」を考えるとわかりやすいです。
ジャパンベストレスキューシステム日足チャート
本日23日、ジャパンベストレスキューシステムも株価が急落しました。
キッザニアの優待目当てでJBRを買っている優待投資家であれば、もちろん即売りです。株を保有する理由がなくなってしまったので、損切りになっても売るのが正解です。
リバウンド狙いの投資家でも、少なくとも10月になるまで様子見でしょう。優待廃止の情報が浸透していない可能性があるので、特に、9月末は要注意です。