ハピネット株価上昇の目安
ポケモンGO関連銘柄として株価上昇をつづけるハピネット(7552)。7月22日は、300円ストップ高の1,505円で取引を終えました。
今回の上昇は、2014年にブームとなった妖怪ウォッチとよく似ています。そこで、あの当時の状況と比較しながら、株価を振り返ってみましょう。
妖怪ウォッチとポケモンGO
- | 妖怪ウォッチ | ポケモンGO |
---|---|---|
時期 | 2014年春~ | 2016年7月~ |
玩具 | 妖怪ウォッチ 妖怪メダル |
ポケモンGOプラス |
高値 | 2,371円 (8/11) |
1,505円 (7/22) |
1株利益 | 109.4円 (2014年3月期) |
104.1円 (2016年3月期) |
PER | 21.67倍 | 14.46倍 |
業績修正 | 上方修正1回 増配 |
これから |
決算発表 | 2014/8/11 (第1四半期) |
2016/8/9(予定) (第1四半期) |
妖怪ウォッチでハピネットが注目され始めたのは2014年春でした。管理人がハピネットを買ったのは夏になってからです。
ハピネットの株価は2014年4月から上がり始めていたので、購入時期がかなり遅かったと言えます。
ハピネット日足チャート
これに対して、ポケモンGOは、株価が動き始めたのが、つい最近の7月12日からです。妖怪ウォッチの時に比べて、上昇スピードが早すぎるのが特徴です。
妖怪ウォッチとポケモンGOプラス
今回、ハピネットが手がけるグッズは、ポケモンGOプラスと言われています。ポケモンGOプラスは、ポケモンがある場所を教えてくれる端末です。スマホなしでも見つけることができるため、歩きスマホを予防することができるそうです。
ポケモンGOプラスの発売日は、7月末から未定に変更されました。
ブーム時の高値
妖怪ウォッチのときの高値は2,371円です。今現在、この高値に迫っている状況です。
株価の高い安いを判断するときに使われる指標がPER。「株価÷1株利益」で計算できます。短期的な株価を判断する際にPERを使うのは少し違うのですが、ひとつの目安にはなります。
妖怪ウォッチのときは、PER21.67倍がピークでした。仮に、このPERを今回のケースに当てはめると、
104.1円×21.67倍=2,255.8円
となります。ここまで上がれば、管理人の保有株も黒字になるのでありがたいです。
決算発表と株価の関係
妖怪ウォッチのときは、上方修正や増配があり、かなり盛り上がっていました。しかし、具体的な数字が出る前の方が、株価は上がりやすかったです。決算発表後は勢いがなくなりました。
ハピネットの決算発表は、2016年8月9日を予定しているようです(ネット証券の決算スケジュールより)。業績の上方修正があれば、これより発表が早くなります。発表予定の決算は、2016年4月から6月までの数字なので、ポケモンGO関連がどのくらい売上に反映されているかわかりません。
まとめ
株価が2,000円を超えてくると、妖怪ウォッチのときに売れなかった投資家の売り注文が出てくると思います。それ以上の買いが集まり、3,000円、4,000円・・・と上がるかに注目です。無理だろうなあ・・・。