大塚家具、赤字転落で株価急落
6月3日取引終了後、東証ジャスダック上場の大塚家具(8186)が業績予想の下方修正を発表しました。
平成28年12月期第2四半期(中間)および平成28年12月期(本決算)ともに、黒字予想から赤字転落となりました。
大塚家具の業績悪化は、ヤフーでもトップニュースとして取り上げられました。
大塚家具(8186)日足チャート
本日終値は、前日比100円安(-8.10%)の1,135円。ジャスダック下落率第3位でした。直近の安値は、2月12日に1,100円をつけています。明日以降、この安値を下回るか注目です。
大塚家具の買い時はいつごろ?
今の大塚家具は、配当利回り7.05%(1株配当80円)にPBR0.61倍と、通常なら「有望な割安株」と判断できます。もちろん、企業が儲かっていれば、の話です。
赤字の状態で高配当を出し続けるのはかなり厳しいです。無理なタコ足配当を続けると、企業の体力がどんどん奪われていきます。
個人的には、無配になって株主が大きく入れ替わり、数年後に赤字から黒字になったところで、株価が安ければ買ってみたいです。
現在の大塚家具の顧客層と個人投資家は重なる部分があるので、配当金より株主優待(5%~10%割引)を導入すれば、業績と株価の下支えになるかもしれませんね。