特設注意市場銘柄の指定継続で株価急落(エナリス)
東芝の不適切会計問題で注目された「特設注意市場銘柄」。5月31日に東証マザーズ上場のエナリス(6079)の指定継続が発表されました。
特設注意市場銘柄一覧(6月1日現在)
銘柄 | コード | 市場 | 指定年月日 |
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継続年月日 | |||
フード・プラネット | 7853 | 二部 | 2016/03/17 |
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東芝 | 6502 | 一部 | 2015/09/15 |
- | |||
SJI | 2315 | JQ | 2015/02/25 |
2016/04/28 | |||
エナリス | 6079 | マザーズ | 2015/01/29 |
2016/05/31 |
フード・プラネットや東芝を含めて、現在4銘柄が指定されています。前回、SJIの指定継続が決まったときから変わっていません。
エナリス日足チャート
指定継続が決まった後、6月1日・2日と2営業日連続でストップ安比例配分になりました。もちろん、マザーズ下落率第1位です。SJIのときと同じく、指定解除を狙った買い注文がかなり入っていたようです。投資家のみなさんはすごく期待していたようですね。
特設注意市場銘柄の指定が解除されると株価が上がりやすいのは以前紹介しました。今回、解除されないことがわかったので、もちろん撤退です。
2月の安値、255円まで下がるとは思えませんが、株価が落ち着くまで近づかない方が良いでしょう。