一休のTOBの疑問(まとめ)
一休のTOBと大株主の続きです。
12月17日終値は3,415円。前日比504円ストップ高になりました(株価が3,000円を超えると5円ずつ上がる)。一休のTOBで訪問する方がたくさんいらっしゃるようなので、Q&A形式でまとめてみました。
一休のTOBに関する主な疑問
Q:ヤフーの一休に対するTOB(株式公開買付)とは何ですか?
A:ヤフーが、一休の株を市場外で買い取ります。TOB価格は1株3,433円です。
Q:一休の株はどうなるの?
A:ヤフーが一休の全株式を購入するので、一定の期間を経て上場廃止になる予定です。
Q:一休の上場廃止後はどうなるの?
A:取引できなくなります。
Q:一休の配当金はどうなるの?
A:TOBと同時に無配が発表されました。2016年3月末まで一休の株を持っていても、配当金はもらえません。
一休の株価について
Q:一休の株価はこれからどうなるの?
A:TOB価格の3,433円付近でずっと横ばいが続くと思います。上場廃止まで続きます。
Q:株価がTOB価格を超えることはないの?
A:ごくまれに超えます。採算度外視で買いまくる大口投資家が現れるか、もしくは勘違い等で購入する個人投資家が出てくれば発生します。
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一休の株主の対応について
Q:一休の株主はどうしたらいいか?
A:株式市場で売却するか、TOBに参加(申込)するか、を選択するのが良いと思います。
Q:株式市場で売却するなら、いくらが良いか?
A:細かい話で恐縮ですが、TOB価格の99.5%がひとつの目安です。一休だと、3,433円×99.5%≒3,416円ですので、3,416円を超えていればOKとすべきでしょう。
Q:TOB参加(申込)のメリットとデメリットを教えて
A:メリットは、3,433円で買い取ってもらえることです。デメリットは、資金回収が遅くて手続きが面倒なことです。
Q:TOB参加(申込)の手続きはどうするの?
A:一休の株をカブドットコム証券に移します(移管手続き)。期間は2015年12月16日から2016年2月3日までです。書類を提出する場合は、締切に間に合うよう、余裕を持って行動したいです。
売却代金は2月10日以降に指定した口座へ振り込まれます。