アジアグロースキャピタルのライツ・オファリング(2)
本日3月5日は、アジアグロースキャピタル新株予約権(69939)の新規上場日でした。
アジアグロースキャピタル(株)第13回新株予約権(コード6993-9)の新規上場日の基準値段等について
基準値段が1株9円、ストップ高が19円、ストップ安が1円です。この日の新株予約権の取引はどうだったでしょうか?
アジアグロースキャピタル新株予約権3月5日5分足チャート
7円から10円までを、行ったり来たりしていました。新規上場日にしては値動きが穏やかだったと思います。
アジアグロースキャピタル(6993)日足チャート
ちなみに、アジアグロースキャピタル株は、ライツオファリング発表時に急落し、その後は、ほぼ横ばいがつづいています。
新株予約権の新規上場日でも、大きな動きはありません。他のライツ・オファリングに比べて、希薄化の影響が小さいのが原因かもしれません。
本日の終値は189円。新株予約権を購入し、新株に換え、株式市場で売却すると、損失が発生する状態です(新株予約権1つで、アジアグロースキャピタルの新株を150円で0.2株購入できる)。
計算しますと、
株価189円-{新株150円+40円(新株予約権8円×5つ)}=-1円
となり、新株予約権を行使すると、損する可能性があります(売買手数料除く)。新株予約権は100株単位ですので、100円のマイナスです。
ただし、新株予約権を使って新株に換えられる期間は、4月10日(木)から5月2日(金)まで。約1ヶ月先です。
そのときのアジアグロースキャピタルの株価および新株予約権の値段がどうなっているかわかりません。あくまで計算上の話となります。