2014年3月、株主優待で有名な企業とは?
本日3月1日。少し紹介が遅れましたが、株主優待特集です。早速、3月にもらえる人気の優待を見てみましょう。
2014年3月株主優待スケジュール(SBI証券)
その前に、3月優待の基本スケジュールから。2014年3月は、最短で26日購入→27日売却で株主優待の権利がもらえます。3月26日が権利付最終日。27日が権利落ち日。31日が権利確定日です。
ゼンショーホールディングス(7550)
「すき家」のゼンショーホールディングス(7550)です。4月1日から牛丼並盛が270円に値下げすることで話題になりました。ゼンショーの株主優待はもちろん食事券です。
100株購入すると、1,000円分(500円券×2枚)の「株主様お食事ご優待券」が年2回(3月末・9月末)もらえます。牛丼チェーンの株を買う投資家は、この優待が目当てと言っても過言ではありません。吉野家と同じく、ゼンショーも有名です。
ゼンショー月足チャート5年分
ゼンショーは、吉野家ほど株価の動きが極端ではありません。毎年3月に株価が上がることもあれば、下がることもあります。一方、4月以降も下がりすぎないので、株主優待銘柄の中でも、投資しやすい部類に入ります。
ANAホールディングス(9202)
株主優待と言えば、陸運・空運ははずせません。ANAホールディングス(9202)です。ANAは、もちろん、無料搭乗券です。この他、関連ホテルの割引券もあります。ANA株を買わなくても、株主優待を金券ショップ等で手に入れた方がいると思います。
ANA日足チャート5年分
ANAホールディングスは、日経平均採用銘柄です。そのため、株主優待銘柄としての特徴よりも、株式市場全体の影響を大きく受けます。前回紹介したイオンと同じです。
毎年、権利落ち日に、ある程度値下がりするかもしれませんが、あまりその傾向にこだわりすぎると危険です。
3月銘柄の特徴
最後に、3月の株主優待全体の特徴についてです。3月決算企業は、1年間で最も多いです。そのため、株主優待銘柄の数も多く、一部の優待銘柄に買い注文が集中しません。
ですから、株主優待の権利がなくなる権利落ち日(今年は3月27日)に株価が下がらないこともあります。現在の管理人は、「26日購入→27日売却」が可能で、なおかつ株価が下がらない銘柄を探しています。どこか良い企業がみつかればいいんですけどね。